割安株net

割安株投資入門

割安株投資実践

割安株投資コラム

クオンツファンド

割安株投資ツール

割安株net運営者


日本の場合(2):バリュー系指標の有効性

ここでは、BNPパリバ証券が調査したクオンツ理論の検証結果を引用したいと思います。最初は、バリュー系指標です。

検証における主な条件は以下のとおりです。

  • 検証期間:1995年9月〜2002年4月(月次でのリバランス)
  • 銘柄ユニバース:東証一部全体
  • ベンチマーク:東証一部単純平均リターン
  • グループの数:5グループ(5分位)
【バリュー系指標の対ベンチマーク超過リターン(年率単利、単位%)】
指標/分位 1分位 2分位 3分位 4分位 5分位
純資産/時価総額 6.44
(-6.77)
-0.31
(-9.81)
0.30
(-7.84)
-1.16
(-9.58)
-3.65
(-14.03)
(純資産+1期先純利益)/時価総額 6.57
(-6.58)
0.00
(-9.08)
0.30
(-7.97)
-1.64
(-10.16)
-4.01
(-14.31)
(純資産+1期先純利益+2期先純利益)
/時価総額
6.92
(-6.04)
0.30
(-8.39)
0.31
(-8.28)
-1.71
(-10.30)
-4.61
(-15.09)
1期先純利益/時価総額 7.93
(-0.40)
0.91
(-5.91)
0.24
(-6.65)
-3.61
(-12.04)
-3.71
(-19.23)
2期先純利益/時価総額 8.68
(-0.82)
2.64
(-6.19)
0.20
(-8.04)
-5.70
(-16.14)
-4.18
(-12.73)
1期先営業利益/時価総額 3.84
(-4.68)
1.47
(-4.97)
-0.71
(-8.91)
0.02
(-9.33)
-2.77
(-15.84)
2期先営業利益/時価総額 4.19
(-6.44)
2.68
(-5.19)
0.27
(-8.81)
-2.20
(-10.94)
-2.95
(-11.71)
1期先経常利益/時価総額 6.40
(-1.93)
3.67
(-4.26)
0.63
(-6.99)
-3.06
(-10.58)
-5.69
(-21.05)
2期先経常利益/時価総額 6.82
(-2.37)
2.28
(-6.53)
0.70
(-8.36)
-4.05
(-14.49)
-4.00
(-12.45)
※上段はグループリターンの平均値、下段の括弧はグループリターンの中央値を表します。

【表の見方とバリュー系指標に関するレビュー】

バリュー系指標は総じて、

1分位 > 2分位 > 3分位 > 4分位 > 5分位

という傾向が見られました。

つまり、純資産・純利益・営業利益・経常利益という企業価値を決める1要素に対して、時価総額が安い企業というのはお買い得である傾向があるということです。

平均値(各分位に属する全銘柄を均等に購入したときのパフォーマンス)では、それが顕著に現れております。

しかしながら、中央値(各分位のちょうど真ん中の銘柄のパフォーマンス)はいずれもマイナスの超過リターンとなっております。

これは、個別銘柄間のパフォーマンスに歪みがあることを表します。つまり、同じバリュー系銘柄(1分位)でも、プラス寄与している銘柄は少なく、その少ない銘柄でパフォーマンスの大部分を稼いでいることを意味します。

すなわち、バリュー系指標だけで銘柄選択をする場合、十分な銘柄分散を施すことが超過リターンを安定して稼ぐためには不可欠であるということになります。

少なくとも、個別銘柄ベースではブレがあるということです。

割安株投資ニュースレター

割安株投資に関する実践情報を無料でお届けします。

登録頂いた方限定で、inatora氏、okenzumo氏の対談音声ファイルを無料プレゼントします。2人ともわずか数年で資金を10倍以上にした凄腕投資家です。あなたが割安株投資、成長株投資を志すのならば、今すぐ入手してください。