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バフェットが考えるアメリカの未来について

【バフェットからの手紙 2010年 2~3ページ目より引用・翻訳】

投資資金は収益機会を求めて、絶えずさまよい続けるものですが、その収益機会がもっとも豊富に存在するのがアメリカです。
評論家は今日、しばしば未来の不確実性について口にしています。
しかし1941年12月6日、1987年11月18日、2001年9月10日といった過去を思い出して、考えてみてください。
今日がどんなに平和であろうと、いつも明日は「不確実」なのです。

私の人生を振り返ってみても、政治家や学者は、しばしば「アメリカは恐ろしい問題に直面している。」と警告してきました。

しかし、アメリカ国民は今日、私が生まれた時と比べて、驚くべきことに、6倍以上も豊かに暮らしているのです。悲運を預言する者は、「確実」という重要な要素を見落としているようです。

人類の可能性は尽き果てることがありません、そして、アメリカという国はその可能性を最大限に解き放つシステムを持っています。
そして、そのシステムは、数々の不況や、激しい戦争をも乗り越えて、2世紀以上にわたって有効に機能し続けているのです。

今日、アメリカの将来には、1776年、1861年、1932年、1941年と同じような、「アメリカにとってベストな日々」が待ち受けているのです。

ここではアメリカの未来に対するバフェットの見方が書かれています。

バフェットはこれまで一貫してアメリカの未来に対して楽観的です。それは、株主向け手紙やレポート、インタビューの随所に見て取れます。
特に、アメリカはもちろんのこと、世界中が悲観論一色となった2008年10月のリーマンショック以降、バフェットはアメリカ経済の先行きに対して楽観的な見方をしていることを、一貫して表明しています。

アメリカの将来

その理由として、「アメリカは世界一の経済システムを持っているから。」を、毎回あげており、この時のシステムは、徹底した資本主義社会、教育システム、移民への対応、株式市場、政治といった社会を取り巻く、あらゆる要素を指しているものと思われます。

そもそも、アメリカの先行きに対して悲観的だったら、会社の資金を株式市場で運用しようとは思わないでしょう。
資本主義という枠組みにおいて、アメリカが所有するシステムが非常に優れているという確信があったからこそ、バフェットはアメリカに投資し続け、そして世界一の投資家へとのし上がることが出来たのです。

では、私たちの日本はどうでしょうか?
仮に20年前にバフェットが日本で投資を開始していたら、今頃、最悪の場合ホームレスになっていた可能性すらあると思われます。
どのタイミングで開始していたとしても、この20年間、日本の株式投資家は、散々な目にあってきたのが現実です。これは、20年間という長期間にわたる一時的な不振なのでしょうか?それとも、バフェットがいう経済システム自体が日本の場合、大きな問題をはらんでいるのでしょうか?

最終的な判断は、投資家自身が行なうべきですが・・・
私は、日本のシステム自体に問題があると感じていますし、それ以上に、アメリカという非常に優れた経済システムを持っている国があるのだから、そちらに投資した方が効率的だろうと考えています。

 

また、ここでは、将来の不確実性について言及しています。
その例として、1941年12月6日、1987年11月18日、2001年9月10日をあげていますが、これは何の日かというと、、、以下を指します。

つまり、「今日がどんなに平和だろうと、明日はわからない。」ということでしょう。

そして、最後に、「近い将来、アメリカの最高の日々が待ち受けている。」という、バフェットのこれまでの発言の中でも、際立って強気な経済見通しを表明しています。

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